休職中の社員にも賞与を支払わないといけないのでしょうか?

Answer

賞与の査定期間や査定基準は会社によって異なりますが、基本的に査定期間に勤務していたのであれば支給要件を満たしていると考えられますので、賞与を支給しなければなりません。普通、賞与の支給資格者規定は「在職者」となり、休職している場合に関しも籍は残っていますので支給しなければならないと考えられます。例えば、6ヶ月間の査定期間があって、そのうち4ヶ月勤務して2ヶ月休職したとすると、およそ3割は出勤していないことになりますからその分は減額しても問題ないと考えられます。その場合「休職中については減額する」などを就業規則にきちんと規定すべきであり、それが一切明記されていない場合は満額払わないといけない可能性もあります。

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