「沖縄」の人事・採用担当者のための活用サイト


求人企業が募集・採用時に年齢制限を設ける事は、長年の習慣であり一般的に行われてきましたが、一定の年齢で制限してしまうと求職者の働く機会を奪う事になるため「雇用対策法」では募集・採用における年齢制限を禁止しています。
但し、以下の6項目に該当する場合は例外で年齢制限が認められています。
■例外事由
1号 定年年齢を上限として、当該上限年齢未満の労働者を
期間の定めのない労働契約の対象として募集・採用する場合
(例)60歳定年の会社が60歳未満の人を募集
2号 労働基準法等法令の規定により年齢制限が設けられている場合
(例)18 歳以上と決められている警備業の募集
3号のイ 長期勤続によりキャリア形成を図る観点から、
若年者等を期間の定めのない労働契約の対象として募集・採用する場合
(例)正社員で職務経歴を問わず30歳以下を募集
※職務経験の有無を条件に加えることはNG
3号のロ 技能・ノウハウの継承の観点から、特定の職種において労働者数が相当程度少ない
特定の年齢層に限定し、且つ期間の定めのない労働契約の対象として募集・採用する場合
(例)30~49歳(特定の年齢層)の間で5~10歳幅で募集
3号のハ 芸術・芸能の分野における表現の真実性等の要請がある場合
(例)12歳以下の子役募集
3号のニ 60歳以上の高齢者又は特定の年齢層の雇用を促進する施策
(国の施策を活用しようとする場合に限る)の対象となる者に限定して募集・採用する場合