社会的な関心が高まっている「ワーク・ライフ・バランス」について教えてください。

Answer

「ワーク・ライフ・バランス」とは、働くすべての人が、仕事と生活の調和をとる制度です。つまり、仕事と育児や介護、趣味や学習、休養、地域活動といった「仕事以外の生活」と調和をとって、その両方を充実させる働き方・生き方のことです。現代の社会では、経済的な自立、健康問題、子育て・介護などの理由で仕事とプライベートの両立が難しい等、多くの方がワーク・ライフ・バランスを実現できていません。

「ワーク・ライフ・バランス」を実現すると企業にはこんなメリットがあります。
①長時間労働を改善し、従業員の健康が守られる
②仕事以外の生活を充実させることで、従業員の満足度や仕事への意欲が高まる
③知識や技術、経験のある人材の離職を防ぎ、有能な人材の確保につながる
④限られた時間で仕事を遂行しようとするため、仕事の効率化が図られる
⑤仕事以外の生活の経験を通じ、生活者としての視点や創造性が養われたり、資格を取得したりするなど、従業員の能力向上につながる
⑥企業イメージが向上しPR効果につながる

「ワーク・ライフ・バランス」は、働く方々と事業主が共に協力して、自主的に取り組むことで、国や地方公共団体などが支援し、社会全体で取り組みを進めて行くべきものです。

(参照:政府広報オンラインより)

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