労働市場の動き|2021年9月

ポイント

2021.9月の有効求人倍率は『0.80倍』で前月(0.79倍)より0.01ポイント上昇。9月の有効求人数は前月比で「4.7%増加」と回復を見せるも、有効求職者数も前月比「3.7%増加」となり、その差は縮まらず、9月の有効求人倍率は0.01ポイントの上昇にとどまっています。
1回目の緊急事態宣言が発令された2020.4月以降は、有効求人倍率が1倍を下回る状況となっており、未だ求人に対しての求職超過が続いていますが、9月末で緊急事態宣言が解除され、人流の増加とともに経済活動も再開される見通しとなっておりますので、今後の求人・求職の推移に注視が必要になります。

 有効求人倍率(季調値)推移

※季調値=季節要因(季節的な変動)を除去したことを推計した値

 

 有効求人倍率は0.80倍 <前月比>0.01ポイント上昇(好転)

 完全失業率は3.6% <前年同月比>0.1ポイント低下(好転)

就業者数は73万人。前年同月比4千人増加。
完全失業者数は2万7千人。前年同月比1千人減少。

 

 

 

 

 

 求人・求職(季調値)の推移

※季調値=季節要因(季節的な変動)を除去したことを推計した値   

 

月間有効求人数は25,724人 <前月比>4.7%(1,160人)増加

月間有効求職者数は32,231人 <前月比>3.7%(1,152人)増加

 

 

 

新規求人数は10,130人 <前月比>12.9%(1,156人)増加

新規求職申込件数は6,292件 <前月比>9.8%(684件)減少

 

※参照 厚生労働省 沖縄労働局「労働市場の動き」令和3年9月より ※令和3年10月29日(金)発表

 

 

 

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