労働市場の動き|2021年10月

ポイント

2021.10月の有効求人倍率は『0.80倍』で前月同様となりました。月間有効求人数と求職者数はわずかに増減はあるものの、前月とほぼ横ばいとなっており、有効求人倍率も同水準となっています。
長く続いた「緊急事態宣言」が9月末に解除されましたが、10月の新規求人数は前月比6.0%減少と、全体を見ると求人企業の活動はまだ停滞している状況といえます。

 

主要産業別に前年同月比の求人数比較をみると、増加率が大きい順に、生活関連サービス業・娯楽業64.7%増、運輸業・郵便業の46.9%増、宿泊業・飲食サービス業の20.8%増、サービス業(他にされないもの)15.3%増。一方、減少率が大きいものは、建設業の6.2%減となりました。

 有効求人倍率(季調値)推移

※季調値=季節要因(季節的な変動)を除去したことを推計した値

 

 

 有効求人倍率は0.80倍 <前月比>同水準

 完全失業率は2.7% <前年同月比>1.3ポイント低下(好転)

就業者数は72万7千人。前年同月比7千人増加。
完全失業者数は2万人。前年同月比1万人減少。

 

 

 

 

 

 求人・求職(季調値)の推移

※季調値=季節要因(季節的な変動)を除去したことを推計した値   

 

 

月間有効求人数は25,798人 <前月比>0.3%(74人)増加

月間有効求職者数は32,200人 <前月比>0.1%(31人)減少

 

 

 

 

新規求人数は9,525人 <前月比>6.0%(605人)減少

新規求職申込件数は6,225件 <前月比>1.1%(67件)減少

 

※参照 厚生労働省 沖縄労働局「労働市場の動き」令和3年10月より ※令和3年11月30日(火)発表

 

 

 

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