労働市場の動き|2017年4月

ポイント

有効求人倍率は1.12倍で先月より0.11ポイント上昇。2017.1月の最高値「1.08倍」を更新し過去最高を記録しました。前月比で新規求人数が24.7%増加した一方で、新規求職申込件数は2.3%減少と、その幅の広がりが大きかったため求人倍率の上昇につながりました。年度初めで企業の採用活動が活発化する中で、就業者数は毎月増加し完全失業率も改善傾向にありますので、今後も人材採用が難しい状況が続くと予想されます。

有効求人倍率(季調値)推移

※季調値=季節要因(季節的な変動)を除去したことを推計した値

有効求人倍率1704

有効求人倍率は1.12倍 <前月比>0.11ポイント上昇

完全失業率は3.8% <前年同月比>2.1ポイント低下(改善)
就職者数…68万9千人。前年同月比で2万1千人増と12ヶ月連続の増加
完全失業者数…2万7千人。前年同月比で1万5千人減

 

 

 

 

求人・求職(季調値)の推移

※月間有効求人数=前月から繰越された有効求人数と当月の「新規求人数」の合計数
※月間有効求職者数=前月から繰越された有効求職者数と当月の「新規求職申込件数」の合計数

 

月間有効求人数は28,707人 <前月比>5.6%(1,522人)増加

月間有効求職者数は25,685人 <前月比>4.5%(1,221人)減少

 

 

新規求人数1704

新規求人数は11,077人 <前月比>24.7%(2,191人)増加

新規求職申込件数は5,977人 <前月比>2.3%(142人)減少

 

※参照 厚生労働省 沖縄労働局「労働市場の動き」平成29年4月より ※平成29年5月30日(火)発表

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