労働市場の動き|2022年11月

ポイント

2022.11月の有効求人倍率は、前月比で0.01ポイント上昇の『1.10倍』となり、5ヶ月連続で1倍台となっています。求人が求職を上回り倍率は改善していますが、新型コロナウイルスの感染者増加や物価上昇が雇用に与える影響に注意する必要があります。
完全失業率は3.1%で、完全失業者数は前年同月と同数(24,000人)となりました。

 

主要産業別に前年同月比でみると、増加率が大きい順に、サービス業(他に分類されないもの)の64.7%増、製造業の62.6%増、情報通信業の55.9%増、運輸業・郵便業の42.2%増、宿泊業・飲食サービス業の21.4%増となりました。なお、主要産業別新規求人数において、前年同月比で減少した産業はありませんでした。

 有効求人倍率(季調値)推移

※季調値=季節要因(季節的な変動)を除去したことを推計した値

 

有効求人倍率は1.10倍 <前月比>0.01ポイント上昇(好転) 

完全失業率は3.1% <前年同月比>同数

就業者数は74万9千人。前年同月比9千人増加。(3か月連続の増加)
完全失業者数は2万4千人。前年同月同数。

 

 

 

 

 求人・求職(季調値)の推移

※季調値=季節要因(季節的な変動)を除去したことを推計した値   

 

月間有効求人数は32,532人 <前月比>1.5%(484人)減少

月間有効求職者数は29,497人 <前月比>2.5%(771人)減少

 

 

 

 

新規求人数は12,229人 <前月比>3.7%(433人)増加

新規求職申込件数は5,717件 <前月比>3.9%(234件)減少

 

※参照 厚生労働省 沖縄労働局「労働市場の動き」令和4年11月より ※令和4年12月27日(火)発表

 

 

 

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