労働市場の動き|2020年9月

ポイント

有効求人倍率は0.64倍で前月より0.03ポイント低下しました。沖縄の雇用情勢を見ると、求人数が減少して求職の超過が続いており、厳しい状況にあります。新型コロナウィルス感染症が雇用に与える影響に注意する必要があります。
これを主要産業別に前年同月比でみると、運輸業・郵便業が378人で前年同月比17.0%増(55人増)、建設業が696人で前年同月比7.2%増(47人増)となりましたが、宿泊業・飲食サービス業が239人で前年同月比71.7%減(605人減)、卸売業・小売業が460人で前年同月比64.3%減(829人減)、生活関連サービス業・娯楽業が197人で前年同月比51.5%減(209人減)となりました。

 有効求人倍率(季調値)推移

※季調値=季節要因(季節的な変動)を除去したことを推計した値

 

 有効求人倍率は0.64倍 <前月比>0.03ポイント低下(悪化)

 完全失業率は3.7% <前年同月比>0.5ポイント上昇(悪化)

就業者数は72万6千人。前年同月比で4千人増加。
完全失業者数は2万8千人。前年同月比4千人増加。


 求人・求職(季調値)の推移

※季調値=季節要因(季節的な変動)を除去したことを推計した値

月間有効求人数は18,736人 <前月比>4.4%(147人)減少

月間有効求職者数は29,392人 <前月比>0.3%(76人)減少

新規求人数は6,981人 <前月比>2.1%(147人)減少

新規求職申込件数はは5,741件 <前月比>9.7%(509件)増加

 

※参照 厚生労働省 沖縄労働局「労働市場の動き」令和2年9月より ※令和2年10月30日(金)発表

 

 

 

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